14Sep
更年期を迎えると体や心にさまざまな症状が現れます。更年期 肌のかゆみも更年期に起こりやすい症状の1つです。
更年期の症状を引き起こす原因の1つにエストロゲンの減少があげられるのですが、エストロゲンが減少すると、皮膚の線維組織を構成しているコラーゲンやエラスチンの量も減少します。更年期の時期になると、水分を保持する作用があるヒアルロン酸も急激に減少していきます。肌の水分を保ち潤いを保持する成分が減少してくると、肌は乾燥しやすくなります。
また、更年期の時期はホルモンバランスが不安定になるので皮脂も増減を繰り返します。皮脂が増えるとニキビや吹き出物ができやすくなり、皮脂が減少する時期は、より肌が乾燥しやすくなります。
この記事の目次
更年期は皮膚が薄くなりやすい
肌の水分量が減少してくると皮膚が薄くなります。皮膚が薄くなり、乾燥しやすい状態になると肌がカサカサになり、かゆみや湿疹が起こりやすくなります。
更年期 肌のかゆみが起こると我慢できずにかゆい部分を掻いてしまい、肌を傷つけてしまったり、出血が起こることがあります。肌が傷つくと傷跡が残ってしまったり、炎症をそのままにしておくと色素沈着が起こることがあるので注意が必要です。
更年期の肌は乾燥するので十分に保湿しよう
更年期 肌がかゆいのは、肌の乾燥から起こることがほとんどなので、更年期 肌のかゆみが気になるときは、十分な保湿が必要です。乾燥を感じたときは、保湿クリームなどで十分なケアを行いましょう。
肌が敏感になっている場合もあるので、保湿に使用するものは、アルコールなど余分な成分が含まれていない無添加で肌に優しいものを選びましょう。また、乾燥しやすい時期は、加湿器を使用して部屋を乾燥しないようにしておくとより効果的です。肌のかゆみが長く続き治まらないというときは、皮膚科に行くとかゆみに効果的な外用薬などを処方してもらうことができます。
心が不安定になる前に早めの受診を!
かゆみが長く続くと気分が憂鬱になることがあります。更年期は、心が不安定になりやすい時期なので、気になるときは、健康な肌を保つだけでなく、心の安定のためにも早めに皮膚科を受診したほうが良いでしょう。
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