6Oct
閉経を挟んだ前後10年は更年期と呼ばれ、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの減少により、ほてりやめまい、月経異常、イライラや憂鬱など、体や心にさまざまな症状が起こります。
日常に生活に支障をきたすような症状は、更年期障害と言われ、更年期障害の辛い症状で悩んでいる女性も少なくはありません。更年期障害は、肌にも起こります。更年期の年齢になると、肌が乾燥しやすくなり、乾燥肌が原因で肌荒れなど肌トラブルが起こりやすくなります。更年期の乾燥肌の原因はエストロゲンの減少です。エストロゲンが減少すると肌の潤いを保つコラーゲンやエラスチンも減少するので、肌が乾燥しやすくなるのです。
また、ホルモンバランスの乱れや加齢による新陳代謝の低下により肌の新陳代謝であるターンオーバーの周期が乱れるようになると、肌を外部の刺激から守るバリア機能が低下し、より肌の乾燥を促進します。
更年期に肌の乾燥を感じたときは、悪循環に陥る前に早めの対処が必要です。保湿効果が高く肌に優しい化粧品やホルモンバランスを整える作用があるサプリメントなどで肌の潤いを守りましょう。
肌が乾燥するとトラブルが起こりやすくなる
肌の水分量が低下すると肌が硬くなり、ハリがなくなります。肌にハリがなくなるとしわやたるみが起こりやすくなります。肌が乾燥して、ターンオーバーの周期が乱れると、メラニンが排出されずシミやくすみも起こりやすくなります。
さらに、毛穴の周辺にある細胞も乾燥で水分量が少なくなると小さくなるため、毛穴も目立つようになります。適切な水分量が保たれた健康な肌は、バリア機能が正常に作用しているので、外部の刺激から肌を守り、ターンオーバーをサポートします。乾燥肌になるとバリア機能が低下するので、肌トラブルがより悪化するという悪循環を招きます。
肌のかゆみがでる
乾燥肌でバリア機能が低下すると、外部からの刺激により肌にかゆみが起こります。また、乾燥肌になる皮膚のPHがアルカリ性になることから細菌が増殖しやすくなることもかゆみの原因だと言われています。
かゆみが起こるとかゆみを抑えるためについかいてしまうものですが、かくと肌が傷み、炎症が起こると、軽い刺激を受けただけでも強いかゆみを感じるようになるので注意が必要です。かゆみが起こったときは、肌に優しい衣類を選ぶ、体を洗ったり拭くときに肌を強く擦らない、など肌に刺激を与えないように注意をして、しっかり保湿を行い乾燥肌を改善しましょう。
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