6Mar
ニベアを使ったことがある、使っているという方も多いのではないでしょうか。ニベアは世界中で愛されている定番の保湿クリームです。
ニベアは手や顔、体だけではなく髪にも使用できるということをご存知でしょうか。ここでは、ニベアの髪への効果や使い方を紹介します。
この記事の目次
ニベアに配合されている成分
ニベアには油性成分が豊富に配合されています。ミネラルオイルとワセリンは、表示成分でも上位に記載されている油性成分です。ここでは、この2つの成分の特徴を紹介します。
ワセリン
ワセリンは原料である原油を高純度に精製して作られた皮膚を保護する保湿剤です。肌の内部までは浸透せず、表面にとどまり、ほこりや空気などの刺激から肌を守る膜を作る作用があります。
ミネラルオイル
ミネラルオイルは、原油を分留精製して不純物が取り除かれた純度の高い鉱物油で酸化しにくいという特徴があります。肌の表面に油の膜を張ることで長時間皮膚を保護する作用があり、保湿効果に優れた成分として化粧品などに使用されています。
ニベアのヘアケア効果
高い保湿力でまとまりやすい髪に
油性成分が豊富に配合されているので、高い保湿力があることから、ニベアを髪に使うことで髪をしっとりとまとめることができ、髪のボリュームを抑えることができます。また、髪にツヤを与えることができるので、潤いがあるきれいな髪になる効果も期待できます。
摩擦や乾燥から髪を守る
ニベアの主成分は油性成分です。油分が髪をコーティングしてくれるため、摩擦や乾燥から髪を守ることができます。
髪が乾燥したり傷んでいると静電気が起こりやすくなります。静電気が起こると髪のダメージが進むので、ニベアで保湿をすることで摩擦や乾燥を防ぐことは静電気の防止にもつながります。
ニベアを髪に使うときの使用方法
スタイリング剤として使用するとき
ニベアは油性成分が配合されていることから、スタイリング剤として使用するとヘアクリームのように髪を落ち着かせてしっとした質感に仕上げることができます。
青缶のニベアは固めのテクスチャーなので、手のひらで温めてから使用するとよいでしょう。また、たっぷり使用するとベタっとした仕上がりになるので、ハンドクリームとして使用して余った分を髪につけ、足りないと思ったときは少しずつ足していくようにするとよいでしょう。
トリートメントとして使用するとき
ドライヤーを使う前にニベアをつけるとドライヤーの熱から髪を守ることができます。また、髪のパサつきを防ぐ効果もあるので、トリートメントとして使用することができます。
ドライヤー前にトリートメントとして使用するときは、洗髪後にタオルドライをした濡れた髪に使用します。使用方法はニベアを手で温めて毛先を中心に塗りつけます。スタイリング剤に使用するときと同じようにつけすぎるとベタつくので、少量ずつつけていきましょう。
ヘアパックとして使用するとき
洗髪をする前にニベアを使ってヘアパックを行うと髪にツヤが出ます。使用方法は、まずしっかりブラッシングをして汚れを落とします。
次にニベアを毛先を中心に塗っていき、最後にシャワーキャップをかぶるかホットタオルを巻いてしばらく時間をおきます。時間が経ったらシャンプーでしっかり洗い流しましょう。
髪にニベアを使用するときの注意点
ニベアは髪や頭皮に残りやすい
ニベアの油性成分は髪や頭皮に残りやすいので、洗髪をするときにしっかり洗い流すことが大切です。
髪にニベアの成分が残るとカラーやパーマの浸透の妨げになるので、カラーをしてもムラになったり、パーマがかかりにくくなることがあります。また、頭皮に残るとかみや炎症が起こったり、抜け毛の原因になることがあるので注意が必要です。
ニベアはドラッグストアなどで簡単に購入でき、手や顔、体などさまざまな部分に使用することができる優れたクリームです。髪の潤いとツヤを守るためにニベアを活用してみてはいかがでしょうか。