30Jun
閉経を挟んで前後10年くらいの時期は、女性ホルモンの分泌が急激に減少し始める時期であり、更年期と呼ばれています。
更年期は、ホルモバランスが乱れることで体や心にさまざまな症状が現れます。
この症状が更年期の症状であり、更年期症状のために日常生活を送ることができなくなってしまった状態が更年期障害です。
更年期障害は病気ではないので、辛いと感じても我慢をしているという方も少なくはないようです。
辛い症状が現れたときは、まずはその症状が更年期症状なのかということを確認してみましょう。
更年期障害の主な症状
・冷え、動悸
・月経異常
・不規則な出血
・頻尿
・腰痛、関節痛
・集中力の低下
・イライラ、憂鬱
・頭痛、めまい
これらの症状は必ずしも更年期障害が原因とは限りません。
我慢できないほど強い症状が続くときは、早めに病院を受診しましょう。
更年期障害の原因
更年期障害には、いくつかの原因があります。
● 卵巣機能の低下、ホルモンバランスの乱れ
女性は年齢とともに卵巣の機能が衰えてきます。
卵巣の機能が衰えると女性ホルモンの分泌が低下しますが脳の視床下部はホルモンを分泌するように指令を出し続けます。指令を出しても十分なホルモンが分泌されないため、視床下部に混乱が起こります。
視床下部は自律神経をコントロールしているので、視床下部に混乱が起こることで自律神経失調症のような症状が起こり、体や心に不調が現れます。これが更年期症状です。
● 生活環境の変化
更年期の時期は、子供の独立や親との同居、職場での立場の変化など生活環境に変化が起こりやすい時期です。
ホルモンバランスの乱れで心身ともにに不安定な時期に生活環境の変化に上手く対応できず更年期の症状が起こることがあります。
● 性格
更年期の症状は性格とも深く関係しています。
真面目、融通がきかない、ネガティブ思考の方は、症状が現れやすいと言われています。何事も前向きに考え、辛いときはゆっくりリラックスして過ごすことを心掛けるようにしましょう。
今日も良い1日をお過ごしください。
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