14Jul
女性なら誰にでも訪れる40代後半から50代前半にかけて訪れる更年期。更年期になるとさまざまな体調の変化を感じるようになります。そのなかでも、更年期になって肌トラブルの悩みが増える女性が多くいます。なぜ、更年期になると肌荒れが起こるのでしょうか?
更年期に肌荒れが起こる理由
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンという2種類があります。そして、それぞれに役割があります。女性らしさを作り出すのがエストロゲン、妊娠のために必要なのがプロゲステロンです。
更年期になるとこの女性ホルモンの分泌が急激に減少します。とくにエストロゲンの減少が肌荒れと大きく関わりがあるといわれています。エストロゲンは、お肌にもさまざまな影響を与えるホルモンで肌のうるおいに大切な「角層の水分保持」や「真皮層のコラーゲン」をつくる働き、「しみやたるみを予防する働き」などがあるからです。
さらにもう一つの女性ホルモン、プロゲステロンは「皮脂の分泌を促す働き」があります。この皮脂が適度に分泌されることが健康の肌にはとても大切なことです。更年期で女性ホルモンのバランスが崩れると皮脂の分泌量も少なくなってしまうので、その結果、肌は乾燥しやすくなってしまい、バリア機能も衰えてしまいます。では、そんな更年期の肌荒れにはどんな対策をすればよいのでしょうか?
更年期の肌荒れ対策とは
まずは、一番大切なのが保湿ケアです。肌トラブルを防ぐための基本が保湿なのですから、肌の調子がわるい時こそ保湿ケアをしっかりしたいものです。とくに顔はデリケートなのでしっかりとローションでたっぷりと水分補給をして、クリームでしっかりと蓋をしてあげましょう。
それから大切なのは睡眠です。睡眠不足が続いてしまうとお肌の新陳代謝も乱れてしまいます。成長ホルモンは睡眠中に出るので、肌トラブルを抱えている時こそ、いつもより早めに寝てみるのもよいでしょう。
お肌の大敵である紫外線対策も忘れずに行いましょう。紫外線はお肌のハリや弾力の素となっている成分を破壊してしまいます。長時間紫外線を浴び続けると、メラニン色素が過剰に生成されてシミやそばかすの原因ともなります。普段から日傘や日焼け止めなどを活用して、紫外線対策を行うように心がけましょう。
いかがでしたか?
更年期になると起こる肌トラブルの原因と対策方法がわかりましたか? 普段から心がけることによって、その効果もかわってきますので、自分の体調の変化をきちんと感じて対策していきましょう。
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