31Jan
白髪が目立ち始めるようになると老けた印象が強くなるので、定期的に白髪染めをしているという方も多いのではないでしょうか。
白髪染めは即効性があるので白髪対策には最も有効な手段ですが、ヘアカラーの一種なので、頻繁に行うと髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。白髪染めを使用する理想の頻度や自宅で行うリタッチのポイントを紹介します。
この記事の目次
白髪染めが髪や頭皮に与えるダメージ
白髪は普通のカラーでは染まりにくいので、専用の白髪染めが使われています。
専用の白髪染めは、髪のキューティクルを無理に開いて染料を内部まで浸透させるので、髪が本来持っている結合力を弱めてしまいます。一度開いてしまったキューティクルは簡単に元に戻らないので、白髪染めを繰り返していると、髪が細くなったり、パサつくようになります。
また、個人差はありますが、白髪染めを繰り返し使うことによって頭皮がダメージを受けることもあり、抜け毛やフケで悩まされることもあります。
髪の傷みや頭皮のダメージが気になるという方は、持続期間は短く、染まりも白髪染めに比べると劣りますが、髪や頭皮に優しいという点でヘアマニキュアがおすすめです。
理想的な白髪染めの頻度
理想的な白髪染めの頻度は、2ヵ月に1回程度です。染めてもすぐに白髪が出てくるので、もっと頻繁に染めたいと思っていても、月1回までが限度です。それ以上の頻度で染めると髪や頭皮がダメージを受ける可能性が高くなります。
40代になると白髪の本数が増えてきますが、まばらであったり、まとまって生えている面積が少ないときは、全体的な白髪染めは2ヵ月に1回程度、その間に気になる部分があれば1回ほど根本の部分染めを行う方法がおすすめです。
50代以降も基本的にはこの方法で白髪染めを行うと髪や頭皮のダメージを抑えることができます。
美容院で白髪染めを行っている人は、2ヵ月に1回美容院に行き、その間気になる部分は自分で染めると美容院と自宅で行う白髪染め、両方のメリットを活かすことができます。
リタッチのポイント
白髪が目立ってきた部分だけを染めることをリタッチと呼びます。自宅でリタッチをするときは、どのようにすればよいのかリタッチのポイントを紹介します。
リタッチをするときは、まず、白髪が集中している部分から塗り始めましょう。
白髪染めは、白髪が見えている部分だけでなく、既に染まっている部分にも1センチほど重ねて塗るとムラなくきれいに染めることができます。白髪はキューティクルが厚いので、白髪染めはやや多めに塗るようにしましょう。
上記のポイントを抑えて白髪染めを塗布した後は、15分~20分程度時間を置き、目の荒いコームを頭皮に垂直に立ててとかし、さらに5分ほど時間を置きます。
染めが終わるとシャワーで薬剤を流します。薬剤を流すときは、薬剤が地肌についている場合があるので、お湯と地肌に付着している薬剤をなじませるようにマッサージを行いながら流すと頭皮のダメージを抑えることができます。
髪に優しい白髪染めを使用する
最近は、髪と頭皮に優しい白髪染めとして、トリートメントタイプの白髪染めも多く販売されています。このタイプの白髪染めは、トリートメントと同じように使用し、塗布して時間を置くことで徐々に白髪が染まっていきます。
トリートメントタイプの白髪染めを使用すると髪と頭皮のダメージを抑えることができるだけでなく、美髪成分が配合されている商品も多いので、美髪効果も期待できます。
徐々に白髪が染まっていくので、即効性は白髪染めに比べると劣りますが、髪や頭皮のダメージが気になるという方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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