17Feb
敏感肌は、肌のバリア機能が低下し、刺激に敏感になり、かゆみや赤み、湿疹、ピリピリ感などが起こります。その他にも、化粧のりが悪い、ひじやかかとなどがひび割れる、頭皮が敏感になりちょっとした刺激でフケが出るなども敏感肌の症状の1つといえます。
この記事の目次
バリア機能の低下により起こる敏感肌
バリア機能は、紫外線やアレルゲン、ほこりなど外部の刺激から肌を守る作用があります。バリア機能が低下すると肌へのダメージを防ぐことができず刺激に弱くなり、敏感肌特有の症状が現れます。
体調不良やストレス、ホルモンバランスの変化、乾燥などによって肌の状態は変化するので、ちょっとしたことがきっけかけとなり、敏感肌になる可能性があります。
敏感肌と健全肌の違い
肌の深部には、皮下組織、真皮、表皮という層が形成されています。そして、表皮の一番外側にある角質層には、外部の刺激から肌を守る肌のバリア力を決める重要な役割があります。
角質層の細胞はブロック状に並び外部の異物から肌を守っています。しかし、細胞のブロックの間には隙間があります。そして、その隙間をセラミドや脂肪酸などの細胞間脂質が満たすことで細胞を結合しています。
健全肌は、角質層が健全でありバリア機能が正常に働いています。ところが敏感肌は、角質層を形成する成分が少なくなりバリア機能の働きが弱った状態です。
敏感肌との付き合い方
敏感肌は女性ホルモンと大きな関わりがあります。女性の体は生理周期に合わせて変化します。不調期には、肌荒れや敏感肌などの肌トラブルが起こることがあります。
女性ホルモンは年齢とともに減少していきます。女性ホルモンの減少は皮脂分泌量の減少にもつながるので、年齢とともに乾燥性敏感肌が起こる可能性が高くなります。
女性は敏感肌が起こりやすいので、早い時期からスキンケアを意識し、肌への負担を減らし肌をいたわることが大切です。さらにはサプリメントでバリア機能を高める方法も良いでしょう。
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